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ペンタブと液タブ、どっちを買うのがいいの?オススメは液晶タブレット!

液晶タブレットを持つ女の子

どちらを買うか迷っているなら、液晶タブレットが断然オススメです!

「憧れのデジタルイラストにいよいよ挑戦だ!
 ペンタブか液タブを買うのは決めたけど、結局どっちを買えばいいんだろう……?」
「今までペンタブレット(もしくは液晶タブレット)しか使ってこなかったけど、
 もう片方って実際どんな描き心地だろう?
 一回試してみたいけど、両方購入するのは厳しいしな……。」
と、お悩みの方へ!

ペンタブ、液タブを長期間両方使った一個人の意見として、この記事が少しでも参考になれば幸いです!

まずは単刀直入に、結論から申し上げますと……

ペンタブ・液タブそれぞれにメリットデメリットはありますが、断然 液晶タブレット がオススメです!!

別に回し物だからという訳ではないですよ!

その理由についても説明致します!

ペンタブレットと液晶タブレットの違いは?

そもそも、ペンタブと液タブってどう違うの?

という素朴な疑問。

どっちも本体が黒くて、平べったくて、ペンを使って絵を描いて…。
名前もよく似てるし、具体的な違いってパッと伝わらないですよね。

端的に言いますと、

ペンタブレット は手元を見ずモニターを見ながら絵を描くもの。
液晶タブレット は、紙に描くのと同じように、手元を見ながら絵を描くもの。

です!
図にするとこんな感じでしょうか。

ペンタブと液タブ

ペンタブレットは手元を見ていても 黒いまま で変化がありません。
目はモニター をしっかり見ていて、手元は視界に入らない 状態になります。
パソコンのキーボードをブラインドタッチで打っている感覚に少し近いかもしれませんね。

液晶タブレットの描き心地に関しては、特に説明の必要がありません。
紙に絵を描くのと ほぼ 同じように、手元を見ながら描いて、描いた通りにタブレットの画面が変わっていきます。

液晶タブレットのメリット

ペンタブレットと液晶タブレットの違いは分かった!
じゃあ具体的に、液晶タブレットの何がいいの?

その描き心地が何よりの魅力!

液晶タブレットで絵を描く女の子

液晶タブレットを推奨するからには、さぞかし色んなセールスポイントがあるのだろうと思われるでしょう。

がしかし、何を隠そう、「紙と同じ感覚で描ける」というその描き心地こそが液晶タブレットの最大の魅力なのです!

ええーっ!それだけ!?
そんなの紙で描いてたら当たり前の事じゃない?
ありがたみが全然ないよ……。

と思われる方も勿論いらっしゃるでしょう。

いえいえ、その「出来て当たり前」がどれだけ大事である事か!
その「当たり前」をデジタルで手に入れる為に、みんな高いお金を出して液晶タブレットを手に入れるのです。

もしも、普段なにげなく使っている手足がある日突然骨折したら、自分の思い通りに動かなくてイライラしますよね。
練習を重ねればそれでもコツが掴めてはきますが、本来のパフォーマンスが発揮できないのは何とも言えずもどかしいはず。

怪我に例えるのはちょっとナンセンスですし、表現としてオーバーではありますが、ペンタブを購入したての感覚はそれに近いものがあるのではないでしょうか。

折角やる気満々でペンタブを買ったのに、なかなか思い通りに描けない!
私にはデジタルイラストなんて向いてないんだー!

となってしまっては悲しいですよね。恥ずかしながら、私が実際そうでした。笑
結局やめずに済んだからよかったものの、使いこなせるようになるまで、それなりの練習時間がかかったのは確かです。
勿論個人差もあるかとは思いますが。

ペンタブレットにもメリットは沢山ありますし、慣れてしまえばそんなに困る事はありません。

綺麗なイラストは、別に
ペンタブレット でも 液晶タブレット でも 描ける のです!

ただ、タブレットの扱いに慣れる為の労力や時間長時間の作業効率を考えるのであれば、液晶タブレットが圧倒的に便利だという事は、お伝えしたいです!

液晶タブレットのデメリット

液晶タブレットについて困っている女の子

その① お値段が高い!

液晶タブレットの方が描きやすいのなんて、最初からわかってるよ!
でもペンタブレットの方がどうしたって安いんだもん。

便利なのは百も承知だけれど、それでも購入を躊躇してしまうのはやはりその お値段 に尽きますよね……。

具体的な価格はピンからキリではありますが、価格の平均はペンタブレットより 液晶タブレットの方が どうしたって 高価
お値段の相場をざっと調べた限りでは、大体こんな感じです。

ペンタブレット 2,500〜40,000円
液晶タブレット 12,000〜360,000円

……振り幅がなかなかにえげつないですね。

この中でもお値段がお高いものとして流通しているのが、日本製のタブレットとして非常に有名な「Wacom (ワコム) 」の商品。
価格競争としては不利な中、それでも2018年における国内でのシェア率 98.8% を誇っているのだから本当にすごいです……。

「ペンタブで迷ったら、取り敢えずWacom製品を買っておけば間違いがない。プロになるなら尚更」
と、私も漫画家の友人に教えて頂きました。

そんな私が購入した液晶タブレットはこちら。

ブログを書いている現在、お値段にして15万円〜16万円といったところでしょうか。
社会人になってから数年経ってなお、非常に大きな買い物でしたが、その 使い心地 は流石に 素晴らしいです。
後悔は全くございません。

ペンタブ故障の折に思い切って液タブへ買い替えたのがきっかけでしたが、きっともうペンタブには戻れない事かと思います。

高いほど性能がいいのは分かってるけど、デジタル初心者でいきなりそんな高い出費は出来ないなぁ…。
もうちょっと安くて買いやすい商品はないの?

価格の面で液タブ購入を諦めている人の為に、もう少しお手頃な商品も近頃では出ているようですよ!

Wacom製ではありませんが、こちらは「 XP-Pen 」というシリーズで、上記のものはそれぞれ現在、 22,000円45,000円 ほど。
同シリーズで3万円、6万円ほどの商品もあるようです。

まだお金にあまり自由の効かない学生さんや、そこまで本格的にやるつもりのない方にとっては、こちらの方がお求めやすいかもしれませんね。

「それでもまだまだ高いよ!」
という方は、最初はペンタブレット を購入して、 慣れてきた頃に、
「デジタルイラストでこの先もずっと楽しみたい!」
「やっぱり液タブを一度は使ってみたい!」
と思ったら改めて液タブを買ってみるのも良いですね。

いずれにしても、長く使う道具安くはない お買い物。
一度大型の 電気屋さん試し描きをしてみるのが一番確実な方法ではないでしょうか!

その② 姿勢が悪くなりがち

液晶タブレットがペンタブレットよりも不利な第二の要素が、
ペンタブ使用時に比べて 視線が下向き姿勢が悪くなりやすい 、という点です。

簡単に手元で絵を描けるのは非常に便利なんですが、作業環境によっては首や背骨にどうしても負担がかかってしまいます。

図にしてみるとその差は一目瞭然。

ペンタブと液タブ 姿勢の違い

うーん、体に悪そう……。
ちょっとしたイラストを描く分には構わないかもしれませんが、長時間にわたってイラストを描いていると、知らず知らずのうちに 疲労感 が溜まってくる事も……。

液タブ本体に、傾斜をつける為の部品もついてはいますが、モニターと同じ角度はさすがに望めません。

とは言え、高さの調節が出来ればいいのならば、素人でもある程度実現可能です。
モニターと液晶タブレットの下に モニター台 を置いて 視線の底上げをしたり、液タブを支える台をお手製で作ったりと、プロの方も色々と工夫をされています。

液タブレット 台

私もガラス製のモニター台を3つ購入し、上の図のように設置して使っています。
手前のモニター台の下にはキーボードも隠せてスッキリするし、一石二鳥ですよ!

ちなみに、私の現在の作業環境はこちら。

パソコン周りの作業環境
液晶タブレットとキーボード

キーボードは基本的に隠れているので常にブラインドタッチ状態ですが、困った時は少し前に出して使っています。
キーボード上の空間は手狭ですが、女性の手であればそれほど困らないかと思います!

液晶タブレットとキーボード

Wacom Cintiq Pro 13/16 には、専用の公式モバイルスタンドもあるようですね!
便利そうなので、こちらも是非一度使ってみたいと思っています!

まとめ

お疲れ様でした!

液晶タブレットのメリット&デメリット、
またそのデメリットへの対処方法、少しでも参考になりましたでしょうか?

ペンタブ、液タブ、それぞれの特徴を理解した上で、気持ちの良いお買い物が出来ますよう祈っております!

ポイント

・液タブとペンタブは、描く時の感覚が全然違う!
 液タブならば紙とほぼ同じように快適に描ける!
・ペンタブより液タブの方が、全体的に値段が高め
・姿勢が悪くなりがちなので、長時間作業する場合は作業環境の工夫が必要かも?

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